Windows XP 搭載のThinkPad X61が突然起動しなくなった。
HDDが壊れていてリカバリーできなかった。
新しいパソコンを購入するより安くできる方法がSSDに換装だった。

ノートパソコン ThinkPad X61が起動しなくなった

ある日のこと。

これまで調子よく動いていたのが突然、起動する途中で止まり、再起動。
また途中で止まり、再起動。これの繰り返しになった。

原因は・・・わからない。

リカバリーするしかないのかな?

修復ができるかどうか

セーフモードに切り替えて復旧しようとした。

起動するー途中で止まるー再起動 ・・・の繰り返し。

できなかった。

これは、HDDが潰れている可能性あり。

データの復旧はできるか

HDDの中に格納しているデータを取り出したい。
もし潰れていたらどうにもできないので潔くあきらめよう。

X61のHDDを本体から抜き出して、他のパソコンにつないで
中身が見れるかどうか確認をした。

その結果中身は見れなかった。

物理的に破損している!!

トホホホ

これはもう、あきらめよう。

使いやすいパソコンなので捨てがたい

しかし、このX61は大きさとキーボードが打ちやすく使いやすい。
継続して使用したい。

何かこのまま使用できる方法はないだろうか。

新しいHDDを購入し設置しても肝心のWINDOWSのリカバリができない。

古いWINDOWSのパソコンは、結構起動が遅く、ネットのスピードがもたつく場合が多いと思う。

SSDに換装して、OSをLINUX(今回はLinuxbean)に変更すればネット専用機としては十分

文章作製にも困らない。

使える方法はないか。

このX61ではWINDOWSをお金をだしてまでは使えない。

フリーソフトで使えるものを探す。
以前、オンメモリで動く、PUPPYリナックスを使ったことがあった。

メモリの少ない古い機種でもインストールが可能。
起動してしまえば、メモリ上でさくさく動いていた。

ネットをするだけなら問題なかった。
事務的な作業の表計算、ワープロとかが使いにくいようであった。

なので、他のLINUXを探すことにした。

Linuxbeanを使って見よう

探していると、軽量のディストリビューションで、
Linuxbeanを発見した。
オフィスソフトなどもある。

日本で開発されている。日本語の対応できている。
初期設定とかが殆ど不要で、起動してすぐに使えるものだった。

インターネットの設定は最初にだけ必要である。

メニューに従ってやれば良いので敷居は低い。

結構楽にできてしまう。

なので、Linuxbeanに決定した。

起動が遅い問題をSSDで解決

HDDは、いままでどおりだと起動が遅いので待ってられない。
なので、処理速度の早いSSDに変更することにした。

SSDに換装後は、従来のHDDと比較にならないほど起動速度が早くなり
ソフトの立ち上がりも俊速となった。

メモリ増設で処理速度アップ

ワープロとか表計算とかを立ちあげ、調べ事をするのに、
インターネットとかで、サイトの画面をたくさんあけてくると、
画面の切り替わりとか検索速度が落ちてくる。
もたつくようになる。

その改善方法として、本体に付属していたメインメモリの1GBを
2GBX2の4GBに変更した。

そうすることにより、1GBの時のもたつきがなくなった。

快適に作業ができている。

フリーのソフトをパッケージでインストール

現在主に使っているソフトは
オフィス関連は、Libure office
インターネットは、Firefox
サウンドとビデオは、SMplayerなどである。

使いたいソフトを
パッケージマネージャーや、ソフトウエアセンターでチョイスして
インストールしたり、削除したりできる。

ソフトは基本的に無料で入手できるので大助かりである。

使用感はバッチリ

すでに使い始めて一年以上になるが特に問題はない。快適だ。

ファンの騒音が大きいことが難点か

CPUへの負荷が上がると冷却ファンが回り出す。
これの音が結構大きい。夜中になると騒音とまではいかないが耳障りを感じる。

音の原因は、ベアリングの摩耗によるところが大きいと思われる。

グリスを塗布してみるか、新しいものに交換したら静かになるかもしれない。

まとめ

HDDが突然クラッシュ。

怪我の功名なのか、古い機種ながら快適な作業ができている。

WINDOWSもいい。Linuxもいい。

古い機種の有効活用として、SSDに換装して、
Linuxを使うのも良いかもしれない。

2018-05-02 公開