彼岸花は赤色だけだと思っていた。けれど、他の色もあることを知り愕然となった。
かっては、彼岸花が咲いた時の色は赤色だと思っていました。しかし、赤色以外にも彼岸花に色があったんです。
彼岸花の色は、赤色の他に黄色と白色の全部で3種類あるそうです。全国的に咲いている花であります。田んぼとかお墓の近くによく咲いている花ですのでたくさんの呼び名があります。
もちろん、花言葉があります。
赤色の彼岸花には
哀愁ただよう場面のものが多いです。例えば、また会う日を楽しみに。とか、思うはあなた一人。悲しい思い出やあきらめなどがありますのでそんな感じを受けますね。
赤い色と言えば情熱を感じますがお墓などに咲いていることから想像するに内に秘めた自分の想いというものも感じさせます。
黄色の彼岸花には
これまでに経験した苦い経験や思い出を懐かしく思う感じがあります。例えば、悲しい思い出、追想、深い思いやり、陽気、元気な心などがあります。
白色の彼岸花には
白色ということで純真な想いとか一途な気持ちとかを感じさせるのが多いです。例えば、また会う日を楽しみにとか、想うのはあなた一人などです。
彼岸花が咲いている場所と花の色が持つイメージがそのまま花言葉になっているような気がします。
そこには、その地域ごとのなんというか生活習慣や季節感というものが反映されているのではないでしょうか。
彼岸花は秋の訪れを知らしてくれる。猛暑からやさしい秋の空になっている
秋の空に広がる雲から季節感が感じられること。この雲がみられると、やがて雨が降ることが多い。
たしかに、彼岸花は秋の気配を教えてくれます。しかし、今年は記録的な猛暑の夏でありました。この暑さはいつまで続くのだろう。
このまま秋がなくいきなり寒くなってしまうのではないかと少し心配をしていました。
秋の空に広がる雲にもいくつか種類があります。
うろこ雲
うろこ雲は、空高く魚のうろこ状に広がっている白色の雲のことで、巻積雲の一種です。
天高く広がるうろこ状の雲がでだしたら秋ですね。しばらくすると雨が降ることが予想されます。
いわし雲
いわし雲は、うろこ雲と同じ空高くうろこ状に広がっている白色の雲のことで、魚の鰯に似ていることからいわし雲と呼ばれています。
しばらくすると雨が降ることが予想されます。
ひつじ雲
ひつじ雲は、うろこ雲やいわし雲の巻積雲よりも低い高さに発生する雲です。
地上に近いので、ひとつひとつの塊が大きく、ひつじの様に見えます。しばらくすると雨が降ることが予想されます。
低い雲が見えはじめると、やがて雨になる場合が多い
うろこ雲、いわし雲、ひつじ雲などの秋の雲が近畿地方ででた場合、西から低気圧が近づいてきているので、
九州、中国、四国では雨が降り出しており、約6時間後には近畿で雨が、さらに6時間後には関東でも雨がふることが多くあります。
猛暑だった今年の夏は、入道雲がもくもくと立ち上がり暑さをさらに暑く感じさせてくれました。
彼岸花が咲いているのを見つけたことにより、長かった猛暑も終わりのようです。これから過ごしやすい季節になります。
彼岸花が揺れる風からはすがすがしい空気を感じる。もう秋か。
どんな風が吹いてきたのか。その風を受けた自分の秋の感触を伝える。
そもそも風が吹いてきたことに対して何の感情も感じなかった。どうしてだろうか。
今年の猛暑によりおかしくなってしまったのだろうか。じつは、この夏の暑さは尋常ではなかった。
もしかしたら熱中症もどきになっていたのかもしれない。感覚がいつもとは違う感じなのだ。どうも違う。
そんな状態で、彼岸花の写真を撮っている時に受けた風の感触がとても素晴らしかった。
ものすごく柔らかく体全体を包んでくれているようなそんな感触を感じた。
風が吹けばどんな感触を受けるだろうか。場所によって違うだろう。
川の土手
雑草を刈り取った後の土手の土や草のにおいが風にのって運ばれてくるのを感じながら自然の中にいる自分を感じていました。
河川敷の公園なら
川の土手よりは広く川面の近くにある公園なので、すこし生暖かい風が吹いてくると思われる。夏の河川敷はいつもそうなので。
お寺さんの境内なら
境内のまわりが木に囲まれている。木陰から心地良い涼風がふいてきて体を包み込んでくれる。
静寂のなか、なんかこう神々しい気分にしてくれる。
海岸でなら
朝、昼間、夕方の時間帯によって風向きが変わるのでその時々で感触が変わってくる。
朝であれば、海から陸向けに吹く潮の香り。一日の始まりを潮風が運んできてくれる。
漁にでかけた漁船が大漁旗を掲げて港にはいってくる風景を想起させる。
昼間であれば、濃い潮の香り。あたたかい日差しの中に吹いてくる潮風が漁船から水揚げされた魚のにおいを含みながら力強く吹いてくる。
ひとしごと終わったような感じを受ける。
夕方であれば、陸から海に向かって風が吹くので潮の香りはしない。一日の終わりを夕暮れと共に感じる。
まとめ
昨日、河川の土手で、赤色の彼岸花を発見したのだった。
すでにあの暑い夏が過ぎた兆しを知り、空の雲をみて秋の訪れを、
彼岸花の色とか、秋の空に浮かぶ雲、どこからともなく吹いてくる涼風に感じた事を書いてみました。